エネループは携帯ラジオで使えない?

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カメラのキタムラ楽天市場店でエネループライト単3形を買った。エネループとはパナソニックが販売している充電式ニッケル水素電池で、ライト、スタンダード、プロのグレードがある。

さっそく愛用のaiwa製携帯ラジオCR-AS11に使用してみた。しかし、ウンともスンとも言わない。おかしい。エネループライトは充電済みで「5年後でも残存容量約70%ですぐ使える」のではなかったのか?製造は2013-07となってるぞ?

電池が空っぽなのか?LEDではない豆球タイプの懐中電灯に入れてみた。まぶしく光る。電気がないとは到底思えない。ではラジオが壊れたのか?乾電池を入れてみる。ちゃんと受信する。ラジオも正常のようである。ではなぜ鳴らないのだ?プラスマイナスを入れ間違ったのか?もう一度エネループライトを極性に注意して入れてみる。やっぱり動かない。。。なぜ?

ここで、状況を整理してみる。エネループライトもラジオも正常。極性も間違っていない。なのにウンともスンとも言わない。まるで電気が流れていないようだ。ん!?電気が流れていない?

そうか!電池が電池ボックスの端子に接触してないのでは?そこでエネループライトをセットした電池ボックス内をLEDライトで照らしながら観察してみる。よく見えないが、電池ボックス側のわずかな段差のせいで電池の頭(+側のでっぱり)が引っ掛かり、端子に届いていないようである。エネループライトの頭は他の電池に比べて大きいらしい。

原因は分かった。ではどうしようか?なにか金属片のようなものを挟もうか?電池ボックスの端子を多少曲げて接触するようにしようか?う〜ん、どちらもイマイチだ。前者はショートの危険があるし、第一、毎回作業をするのが面倒だ。後者は使っているうちに接触不良を起こしそう。

結局、愛用のラジオを傷つけるのは忍びなかったが、電池ボックスの段差を少し削り取る事にした。その部分はプラスチックで出来ているからカッターで出来るだろう。電池ボックス内は狭く、作業はしづらかったが、何とか成功。晴れてエネループライトが使用できるようになった。

今回の教訓
「エネループは一部の機器で使用できないことがある。電池の端子と機器の端子が確実に接触しているか確認すべし。」

とは言え、私が愛用しているaiwa製携帯ラジオCR-AS11は20年ぐらい前に購入したもの。当時、エネループは未発売で、電池ボックスが適応していないのは仕方がない。したがって、こういうケースは稀だろう。

追記(2014/03/15)
Panasonicエネループ商品情報のページによれば一部の携帯ラジオは使用できないと明記されていた。

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作成日2014/03/06,最終更新日2014/06/27